キッチンツールレスト

調理中に菜箸やフライ返し等を置くシンプルな形の台です。
キッチンツールレストは三タイプあり、上の画像はキッチンツールレストIIIです。
素材: 18-8ステンレス鋼 (SUS304)
    シリコーンゴム (食品衛生法適合品)

本体サイズ: 長さ 14.8cm 幅 3.8cm 高さ 1.8cm
生産国: 日本製 意匠登録品
18-8ステンレスは耐食性、耐久性に優れた高級ステンレスです。通常の使用では錆びにくい素材ですが、鉄製の物には使わないで下さい。異種金属接触腐食で錆びる事があります。
もし調理中の道具の置き場に困ったら、 専用の置き台があると料理が快適になります
ターナーをフライパンに入れたままにして熱で傷めてしまったり、菜箸の置き場所に迷ったりが解消できます。
丁度よい道具の配置が良い動線を作り、料理に集中できます。お茶を点てる時の洗練された動作も道具の適切な配置が基本です。
形と機能について: 置き易さの要素
1. 掴むために必要な空間があること
• 物を置く・取るの動作にはその物のまわりに空間が必要です。
• 箸置きや針山が箸や縫い針を掴むための空間 (指でつまむスペース) を作っているように、本品も調理器具を取りやすい形で支えています。

2. 重心が低く、カタつかないこと
• 掴むための空間があれば、重心は低めの方が台が倒れにくいです。脚は下に向かって幅を広くして安定性を高めています。
• 置いた時に台が安定している事も大切です。線材は曲げ加工が増える程歪み易くカタツキの原因になります。本品でも特に注意して製作している点です。

3. だいたいの見当で置けること
• 楽に置けるよう動作の誤差に余裕を持たせた形にしています。
• 二方向から支える形も、置いた物の収まりを良くしています。
菜箸のおき方
• 菜箸のように細長いものは重心を捉えると楽に持てます。
• そのため菜箸は重心の下に指でつまむための空間があくように置くと繰り返し楽に持ち上げることができます。

柄がアーチ型の器具 (ターナー) の置き方

  • Aのように柄がカーブしたターナーは、角を両側から支えるように置くと安定します。

  • Aのような柄の形は通常の台に置くのは難しいですが、Bのような直線的な柄と比べて赤線部分の傾斜が緩やかなので使い易いです。

  • 特に食材を裏返す動作で違いが出ます。Aは手首の傾きが緩やかになるので肘の位置を低め (赤線の下) に保てます。肩がこりやすい人にはAの方が良いかもしれません。

  • BはAと比べて肘が高く (赤線の横) なり、腕や肩により力が入ります。これは肘を軽く曲げた状態で手首を動かさずに親指を下に向けると肘が上がるのと同じです。

キッチンツールレスト
  • • 基本の形です。長さ・幅・高さは下記製品と共通です。
    • 柄がアーチ型のターナー (使いやすい反面普通の箸置き等では置きにくい) を置く台として作られました。
    • 菜箸等を一緒に置いても使い易いよう、幅を広めにしています。
    • 2021年6月にAmazon's choiceに選ばれました。
    Amazon's choiceはアルゴリズムにもとづいて自動的に付与されるそうです。恒常的な表示ではありませんが評価の記録としてご紹介します。





キッチンツールレストII 滑り止め付き
  • • シリコンチューブの滑り止めが器具を置いた時に本体が滑るのを防ぎます。
    • 滑り止めは調理器具を置いた時の調理台と本品の緩衝材の役割もあり、金属板の上で使っても音が静かです。
    • 滑り止めは内径3mmのチューブで自作もできます。チューブはビニール製より滑りにくく耐熱性があるシリコンゴム製が使いやすいです。



キッチンツールレストIII 菜箸止め付き
  • • 菜箸が滑り落ちるのを防ぐ段をつけました。
    • ターナーは傾けて置くと液だれを起こしやすいので、段は凹みにして天面は水平になっています。
    • 本品は曲げの工程が従来の2倍になってもぴたりと脚がつくよう丹念に作られています。






使用例
滑り止めが無い時はシリコンシートの上に置くと、滑り止めと液だれ防止になります。
カトラリーレストにしたり、木箸を洗って乾かすのに並べたりできます。
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ご不要になった時
本品は単一の素材 (ステンレス鋼100%) で作られているので、資源として再利用し易くできています。また、ステンレス鋼は金属の中でも個別のリサイクル・フローが存在するためリサイクル率が高いです。
滑り止めのシリコンは切り込みに対して垂直に引くとはずれるので分別が簡単です。